衆院は21日午後の本会議で解散された。これを受け政府は臨時閣議で衆院選日程を「12月2日公示―14日投開票」と決定した。沖縄県内では前職7氏、新人3氏、元職1氏の計11氏が沖縄選挙区1~4区の4議席を争う見通し。全国的な争点に加え、16日に投開票された知事選と同様に米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が争点となりそうだ。

 国政与党の自民党県連は沖縄選挙区で1区に国場幸之助氏(41)、2区に宮崎政久氏(49)、3区に比嘉奈津美氏(56)、4区に西銘恒三郎氏(60)の前職4氏を擁立する。4氏は前回2012年衆院選で普天間の県外移設を訴え当選し、昨年11月に辺野古容認に転じた政治判断についても問われそうだ。

 国政野党の社民党県連、共産党県委員会、生活の党県連は、知事選で辺野古反対の翁長雄志次期知事を誕生させた県政野党や那覇市議会保守系の新風会などによる「建白書」勢力の枠組みを衆院選でも維持。1区で共産が赤嶺政賢氏(66)、2区で社民が照屋寛徳氏(69)、3区で生活が玉城デニー氏(55)の前職3氏を擁立し、4区は新人・無所属で元県議会議長の仲里利信氏(77)を擁立する方針。

 元郵政民営化担当相の下地幹郎氏(53)は1区出馬を視野に支援者と協議、前参院議員の喜納昌吉氏(66)は1区か3区の出馬に意欲を示している。前金武町長の儀武剛氏(53)は出馬を期待する声があり3区からの立候補を模索している。