【国頭】絶滅危惧種のイシカワガエルは緑色が一般的だが、国頭村で青色の個体が見つかった。名護市の大城優喜さん(30)が10月18日、国頭村の山中で見つけ撮影した。青色の個体が見つかるのはまれという。

青色のイシカワガエル=10月18日、国頭村(大城優喜さん提供)

 大城さんが国頭村の山中を散策していたところ、足元に体長5センチほどの青色の個体が「ぴょん」と飛び出してきた。イシカワガエルとは知らず、「森の緑の中にいてもすぐ分かるような青で、きれいだった」ため、カメラを向けた。

 琉球大学教育学部の富永篤准教授(36)=両生類系統分類学=によると、青色と黄色が重なって緑色になるが、黄色の基になる黄色素胞が欠如すると青色になるという。富永准教授は「これまでにも見つかってはいるがまれ」と話す。

 イシカワガエルは沖縄本島と奄美大島の固有種。県の天然記念物で、日本で最も美しいカエルとも呼ばれ体長10~12センチに成長する。