プロ野球横浜DeNAベイスターズは21日、横浜市内で育成選手を含む新人8選手の入団記者会見を開き、県出身でドラフト4位の福地元春投手(24)=三菱日立パワーシステムズ横浜、182センチ、92キロ、左投げ左打ち=らが意気込みを語った。(小笠原大介東京通信員)

中畑清監督(後列中央)と記念撮影するDeNAに入団した福地元春(前列左)ら新人選手=横浜市・関内新井ホール(神奈川新聞社提供)

 大きい背中にまとうのは背番号「28」。福地は、初めてユニホームに袖を通し、「やっとプロの実感が湧いてきた」と満面の笑みで語った。

 東江中時代から180センチを超える剛腕投手として一目置かれる存在だった。父・安夫さん(49)の勧めもあり、福岡の強豪校、自由ケ丘に単身進学を決意。「地元愛もあったがさらに上を目指したかった。つらくて帰りたいと何度も思ったが、諦めなくて良かった」と当時を振り返った。

 プロを意識するようになったのは社会人に入ってから。課題だった制球力を一から修正したことで最速151キロの直球に切れと安定感が増し、打者に向かう強気の投球が横浜スカウトの目に留まった。

 中畑清監督からは「パワフルな投球が持ち味。1年目という目では見ない」とリリーフの即戦力としての期待が懸かる。

 福地は「自分の速球がどこまでプロに通用するか楽しみ。開幕1軍を目標に気持ちで投げ込みたい」と、はやる気持ちを抑えきれない様子。投手としてはやや太めな体形のため、中畑監督からは減量指令が出ている。「食事量を減らして4キロ痩せたが、やっぱりおなかはすきますね」と笑顔。マウンド上での豪快さと人懐こい性格で多くのファンの心をつかみそうだ。