沖縄県内で6ホテルを運営するかりゆしグループ(平良朝敬CEO)は来年1月から、マンションやアパート、一戸建ての空き室を旅行客に客室として販売するコンドミニアムリゾート事業をスタートさせる。物件オーナーに旅館業営業許可証を取得、家具や備品を設置して客室仕様にしてもらい、かりゆしが受託販売する。沖縄観光のリピーターが増加する中、ホテルだけでなく「地域に暮らす旅」を提案し、地域交流の促進につなげる。

かりゆしグループが空き室物件を活用して「暮らす旅」をテーマにスタートさせるコンドミニアムリゾート事業のウェブサイト

 高所得の米軍人や軍属を相手に建築された外国人住宅の空き室が増加している現状に着目し、空き室を活用した新たな宿泊事業の検討を始めたことがきっかけ。

 ウイークリーマンション業者などによる観光客向けの空き室販売はあったが、県内の大手ホテル業者による参入は初めて。旅行事業のネットワークを通して集客することで、幅広い利用が見込めるとみている。