米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は22日、キャンプ・シュワブ沿岸に設置していた浮桟橋を撤去した。警備活動のため浮桟橋に係留されていた海上保安庁のゴムボートもクレーン車で陸揚げ。施工区域を示すフロート(浮具)もクレーン車で引き揚げられる様子も確認された。

クレーンで陸上に引き揚げられる海上保安庁のゴムボート=22日午前8時47分、名護市辺野古(金城健太撮影)

 浮桟橋は、海底ボーリング調査に向けた海上作業が再開された19日に設置されていた。撤去された理由は不明。沖合で停泊していた海保の巡視船も確認されず、長さ約300メートルの仮設岸壁設置に伴う海上作業は行われなかった。

 反対市民らは「政治問題化を避けるため、衆院選まで工事は中断されるのではないか」と指摘した。