沖縄芸能協会(喜舎場盛勝会長)は13日、那覇市首里大名の豊平良顕顕彰碑前で「献奏会」を開いた。役員ら30人が参加、古典音楽「ぢゃんな節」「御縁節」を演奏した。戦後、いち早く芸能復興運動に取り組み、今日の琉球芸能発展の基礎を築いた豊平氏の業績を顕彰、感謝の意を示した。同協会の年間事業の一つとして、初めての実施。豊平氏は1904年11月13日生まれ。この日が、生誕110年の節目に当たる。

豊平良顕顕彰碑前で、「ぢゃんな節・御縁節」を献奏する沖縄芸能協会会員ら=那覇市内

 末吉の森の北側に位置する顕彰碑一帯には、同氏の胸像と碑文の刻まれた石碑が設置されている。参加者らは胸像に向かって手を合わせて感謝。歌三線、筝曲、胡弓で厳かに献奏した。懇談のなかで、玉城政文同協会相談役は顕彰碑ができた経緯などを紹介。「豊平先生の業績は忘れることなく、後の世代に受け継がなくてはならない。同氏の顕彰事業は私が会長時代からの思いであり、きょうの献奏はとてもうれしい」と話していた。