衆院総選挙は12月2日の公示まで1週間となった。沖縄1~4選挙区では前職7氏、新人3氏、元職1氏の計11氏が立候補する見通し。解散後に沖縄に戻った前職は選挙事務所の立ち上げや地域回りに奔走し、新人や元職も出馬に向けた議論や組織づくりを本格化させている。

 16日の知事選で米軍普天間飛行場返還の名護市辺野古移設に反対する翁長雄志氏の初当選を支えた社民・共産・生活などの「建白書」勢力と、危険性除去が原点として辺野古移設を容認する自民党県連が、それぞれ1~4区で候補者を擁立し、全面対決となる。

 1区ではそれぞれ前職の国場幸之助氏(41)=自民、赤嶺政賢氏(66)=共産=が出馬の準備を進める。元郵政民営化担当相で元職の下地幹郎氏(53)も維新の党公認として出馬することを決めた。

 2区はいずれも前職の照屋寛徳氏(69)=社民、宮崎政久氏(49)=自民=が立候補し一騎打ちとなりそうだ。

 3区はそれぞれ前職の比嘉奈津美氏(56)=自民、玉城デニー氏(55)=生活=が出馬予定。前金武町長の儀武剛氏(53)を新人として擁立を模索する動きもある。

 4区は前自民党県連会長の西銘恒三郎氏(60)=自民=の対抗馬として、元県議会議長の仲里利信氏(77)が「建白書」勢力の枠組みで無所属・新人で出馬を表明した。

 前参院議員の喜納昌吉氏(66)は1区か3区の出馬に意欲を示している。