【西原】書道を通じて人と人を結ぶ「結書家(ゆいしょか)」の新里利浩さん(38)=町小那覇出身=が23日、玉城流敏風会(宮里敏子家元)の琉舞と共演するイベントをムーンテラス東崎で開いた。墨汁の香りが満ちた会場で、約100人が所作の美しさに目を凝らした。

共演する新里利浩さん(左)と玉城流敏風会の踊り手=23日、西原町のムーンテラス東崎

 新里さんは縦5メートル、横4メートルの紙にイベントテーマの「創」の文字を描き、舞台に掲げた。第1幕は浜千鳥などの琉舞、第2幕は「絵を描く気持ちで遊んで書く」をモットーにした書道ワークショップを進め、最後の第3幕で踊り手と向かい合って筆を握った。

 竹の冠を付けた踊り手を「竹のようにまっすぐ素直に生きる」と書いて迎え、演舞のクライマックスに「過去のおきなわがあって今のおきなわがある。今のおきなわが未来のおきなわを創る」と書き上げた。

 地謡は琉大琉球芸能研究クラブの久保友理恵さん(21)や後藤彩夏さん(21)ら7人、琉舞は粟国喜和子さん(41)、宮平友子さん(51)、前田浩樹さん(40)、金城法恵さん(32)らが担当した。

 新里さんは県内5カ所で書を教えている。詳しくはホームページ、http://yuisho.com/。問い合わせは新里さん、電話090(5944)8377。