【石垣】八重泉酒造(座喜味盛二社長)は27日、インターネット上で複数の投資者から少額の資金を募るクラウドファンディングを活用し、「泡盛古酒ファンド」の募集を始めた。事業開始前に資金を確保することで資金繰りの負担を軽減。投資者には配当のほか古酒送付などの特典があり、事業所と出資者をつなげる金融商品取引として注目を集めている。

「石垣と泡盛の魅力を発信し、投資を募りたい」と語る座喜味社長(左から2人目)ら=石垣市石垣、八重泉酒造

 石垣市商工会とミュージックセキュリティーズ社が提携し、企業の販路拡大を支援する事業の第1弾。泡盛古酒を対象にしたファンド事業は初めてという。

 八重泉は945万円の資金に1口3万円(手数料除く)で315口を募集。事業計画通りに古酒が完売すれば、出資者は3万2818円の分配金が得られる。出資者特典では古酒2本の送付、蔵見学で仕込み前の試飲や交流会などを企画。同日午後8時現在で42人が出資している。