【八重瀬】シークヮーサーの豊作で作物が廃棄の危機にある大宜味村の農家を救おうと、沖縄県石油業協同組合(濱元清理事長)が計400キロの果実を購入した。25日、八重瀬町伊覇の同組合事務所にシークヮーサーを届けた村産業振興課の大城武課長は「こんなに買ってもらってうれしい」と胸をなでおろした。

大宜味村役場の大城武課長(右)からシークヮーサーを手渡される濱元清理事長(左)=25日、八重瀬町・県石油業共同組合

 本紙に掲載された「シークヮーサー廃棄の危機」の記事を読んだ大宜味村根路銘出身の濱元理事長が「村の特産物を何とかしなければ」と県内各地の組合員に呼び掛けて、今回の大量購入が実現した。

 シークヮーサーは組合に加盟する県内26のガソリンスタンドに届けられ、店員が食べるほか、県外に送る予定。自身もシークヮーサー好きだという濱元理事長は「バックアップすることで、村内の農家が少しでも元気になってくれたらうれしい」と話している。