勝連漁業協同組合(うるま市、上原勇行組合長)とモズクのフコダインの商品開発を手掛けるサウスプロダクト(うるま市、伊波匡彦社長)は27日、台湾の食品卸小売業の達正食品(新北市、タン・アラン社長)と早摘みもずくスープを販売する契約を結んだことを沖縄コンベンションセンター会議棟で発表した。

「早摘みもずく・たっぷり食べるスープ」を台湾で販売する(左から)勝連漁業協同組合の上原組合長、達正食品のタン・アラン社長、サウスプロダクトの伊波社長=沖縄コンベンションセンター会議棟

 達正食品とは昨年行われたプレ交易会の商談会で交渉がスタートし、28日の商談会で正式に契約が成立することになるという。29日からは台湾の新光三越とアンテナショップ沖縄Pureの5店舗で販売される。年間300キロの1万食を販売し、売り上げは280万円を見込んでいる。市場調査では、台湾は健康志向が高くなっており、モズクの整腸作用や低カロリーなどで評価を得ることができた。特に50代で反応が良かったという。

 商品開発はモズク本来の歯応えと香りを残すため、具材を凍結し水分を乾燥させるフリーズドライ製法を用いた。モズクを多く入れることで「食べるスープ」として商品化した。伊波社長は「台湾ではまだまだモズクの認知度が低い。これを機に知ってもらいたい」と話した。