【与那原】与那原町与那原の旧沖縄県営鉄道(軽便鉄道)与那原駅舎跡地で27日、鉄製の線路が見つかった。町は、来月1日が1914年に県営鉄道の那覇-与那原間が開通して100年の節目としており「歴史を知る手掛かりとして調査、保存したい」と期待する。

整備中の軽便駅舎跡地外構で見つかった線路=27日、与那原町与那原

 線路は長さ3メートル74センチ。再現された駅舎から約9メートルの距離の駐車場予定地で、道路から30センチ低い場所に埋まっていた。枕木はなかった。さびによる腐食があり、分断されているものの原形をとどめている。

 与那原駅や軽便鉄道に詳しい町在住の真栄平実さん(83)は「与那原駅で当時使われていた線路より太さの規格が少し小さい。終点だった駅でいくつか線路が使われていた可能性もあるので、これから調べる価値がある」と指摘した。

 町企画観光課の上原宏章課長は「貴重な資料。さびを落として保存するなど活用したい」と話した。