全国健康保険協会(協会けんぽ)沖縄支部は28日、全国一高い沖縄県内の低体重児出生率の改善を目的に、那覇市と浦添市に住む妊婦2168人を対象に東京大学と協力して行った栄養調査の中間報告を発表した。東京大学の調査方法に分析を加えたところ1日当たりの食塩摂取量は12・3グラムで、国基準の目標量(18~49歳女性)7グラムを大幅に上回った。過剰な食塩摂取は低体重児のリスク要因「妊娠高血圧症候群」につながる恐れがある。

妊婦栄養調査の食塩・鉄・葉酸摂取量と国基準等の比較

 年齢層別に見ると、食塩摂取量は15~19歳の若い年齢層で最も高く、40歳以上まで年齢が上がるにつれて低かった。

 20歳以上の全ての年齢層が対象の国民健康栄養調査では、全国最下位との結果が続く県民の食塩摂取量。調査方法は異なるが、10代から40代の若年層で過剰摂取が進む現状が垣間見れたとの見方もある。