旅行会社のジャンボツアーズ(谷村勝己社長)は12月1日から乗り降り自由な観光バス「Hip-Hop Bus(ヒップホップバス)」の試験運行を始める。那覇空港国際線ターミナルを起点に首里や新都心、浦添、宜野湾、北谷を経て県庁前まで9地点を運行。個人旅行を楽しむ外国客が増える中、新たな移動手段を提供し、沖縄観光の利便性を高める考え。来年1月31日まで無料で運行する。

一日乗り降り自由な観光バス「Hip-Hop Bus」の運行を始めるジャンボツアーズの谷村勝己社長(左)=28日、沖縄県庁

 沖縄県の2014年度「元気プロジェクト」に採択され約1千万円の助成を受けた。多言語対応の乗り降り自由なバス、通称「ホップ・オン・ホップ・オフバス」は世界の主要観光地では人気の形態で、国内で導入するのは初めてという。

 同社は52人乗りバス2台を購入。GPSに連動して観光スポットに近づくと自動で音声ガイドが流れる8カ国語対応の多言語システムを開発して導入、車内にWi-Fi公衆無線LANシステムを設置して、乗客が観光情報をフェイスブックやツイッターなどで発信しやすいよう環境を整えた。

 利用者はインターネットで事前の予約が必要。現在約40件の予約が入っているという。今後は12カ国語に言語を増やし、アジア、欧米の幅広い客層に対応する。