12月14日に投開票される衆院選への出馬を検討していた前民主党沖縄県連代表で元参院議員の喜納昌吉氏(66)は29日、那覇市内で会見し、出馬を辞退する意向を表明した。新基地建設に伴う名護市辺野古の埋め立てに関し、県知事選で当選した翁長雄志氏が「取り消しや撤回という言葉を明確に述べた」として、出馬する必要性は無いと判断した。

衆院選に出馬しないと表明する喜納昌吉氏=29日、那覇市牧志

 喜納氏は「衆院選全区でも新基地建設の中止、埋め立ての取り消しという言葉が確認できた」と強調。「これ以上私が事を荒立てる必要はないため、出馬を取りやめた」と述べた。

 衆院沖縄1区から出馬を予定する元郵政民営化担当相で元職の下地幹郎氏(53)=維新=を全面的に支持するとし、「安倍総理に沖縄からのメッセージを伝えるため、下地氏を徹底的に応援する」と話した。