世界遺産推進委員会(委員長・安田正昭琉球大学名誉教授)は30日、「琉球料理および琉球泡盛の世界無形文化遺産登録に向けて」をテーマにした初のシンポジウムを那覇市内で開いた。琉球料理と泡盛という独自の文化を保護し、次の世代に継承していく事を県民一体となって取り組んでいく事を呼び掛けた。

泡盛の世界遺産登録へ向け、意見交換するパネリスト=30日午後、那覇市おもろまちの県立博物館・美術館

 基調講演した発酵学者で食文化論者である東京農業大学の小泉武夫名誉教授は、和食がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界から健康食と注目されている事を紹介。沖縄の長寿の理由も自然の素材を生かした味付けなどにあるとして、琉球料理と黒麹菌だけを使って造られた泡盛の希少さを説いた。