沖縄弁護士会は30日、シンポジウム「集団的自衛権行使でどうなる? 海外からみた日本」を那覇市のサザンプラザ海邦で開いた。パネリストの東京新聞論説委員の半田滋さんと日本国際ボランティアセンター代表理事の谷山博史さんが、集団的自衛権行使で「日本は世界の戦争に際限なく巻き込まれることになる」と危機感を表した。また、沖縄の自衛隊機能が強化されるとの見通しが示された。

集団的自衛権が行使された場合の危険を語る(左から)半田滋さん、谷山博史さん=30日午後、那覇市のサザンプラザ海邦

 防衛省や自衛隊の取材を20年以上続ける半田さんは、政府が示した「邦人輸送中の米輸送艦の防護」について、日米両政府はそれぞれの国民を輸送することになっており「あり得ない想定。国民をだますトリックだ」と批判。「集団的自衛権行使による最終的な結果は、日本がアメリカの背中を押した戦争による、国土の壊滅的被害ではないか」と強い懸念を示した。