【南城】南城市内10保育園の園児約150人が11月28日、あざまサンサンビーチで、タマン約千匹を放流した。水槽やいけすで育ち、海を知らない生後6カ月、12センチほどに育ったタマンは、波の勢いに押されて浜辺に戻ってくる個体も多く、園児がつかんでは波の中に放り投げ、楽しみながら放流していた。

タマンを海に放流する南城市の保育園児たち=11月28日、市内のあざまサンサンビーチ

 園児が持参したバケツの中で跳びはね、洋服をぬらすタマンに、「いじわるだな」と話す男の子も。市大里嶺井のあおぞら保育園の野底盟君(6)は「楽しかった。海で大きくなったらいいな」と喜んだ。

 埋め立てで魚の成育場所が減る中、海の幸を育てようと、中城湾沿岸漁業振興推進協議会(樋岡邦彦会長)が実施。普段は中城湾沖で放流するが、子どもたちに海を守る大切さを知ってもらおうと、海岸で行った。