地域農業を考えるシンポジウム(主催・JAおきなわ)が2日、宜野湾市内であり、鳥取中央農業協同組合の戸田勲常務理事が、同農協が運営する20世紀梨のモデル農園を活用した就農支援事業を紹介した。就農希望者を就農までの間、農協の臨時職員として採用し、農業技術の習得を支援。2001年の事業開始から11組が就農しており、戸田常務は「本人のやる気も必要だが、支える側の役割も重要」とし、役場や農協、周りの生産者のサポート体制構築の必要性を説いた。

JAおきなわが主催した地域農業振興を考えるシンポジウム=2日、宜野湾市

 JAおきなわの砂川博紀理事長、県農水部の山城毅部長らが登壇したパネルディスカッションでは、JAおきなわや県などが、若手農家の育成や産地ブランド形成で議論。砂川理事長は担い手農家の相談を専門に受け付ける指導員の設置や初期投資の融資などに取り組んでいるとし、「若手の育成で農業振興につなげたい」と述べた。

 山城部長は農産品の海外輸出も増加しているとし、「成長著しいアジアの需要を取り込める環境整備に努めたい」と話した。