10日に沖縄県知事に就任する翁長雄志氏は3日、那覇市の南部合同庁舎で、国が進める米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設について、県の担当者から説明を受けた。

 昨年12月に仲井真弘多知事が移設に向けた埋め立てを承認した経緯や沖縄防衛局が県に提出している変更申請の内容、関連する県議会答弁などを聞いた。約3時間、聞き役に徹し、指示や方針を出すことはなかったという。

 基地問題を担当する又吉進知事公室長、埋め立て承認申請を審査した當銘健一郎土木建築部長が主に説明し、環境部と農林水産部の担当者が補足した。翁長氏が副知事に起用する予定の浦崎唯昭氏と安慶田光男氏が同席した。

 翁長氏は「報道で見てきたことの裏付けとなるような資料を実際に見た。就任後の判断材料になる」と強調。

 承認の取り消し、撤回には「公約ですから、しっかり検証し、取り消し、撤回を視野に入れる考えは変わっていない」と語った。