【金武】金武町アイヌ文化交流事業(同実行委員会主催)が11月30日、町立中央公民館であり、来場者たちがアイヌ民族の伝統衣装、民具などを見学したほか、ユネスコ無形文化遺産「アイヌ古式舞踊」を鑑賞した。今回は、北海道平取町の平取アイヌ文化保存会のメンバー15人が訪れて文化を紹介した。

鳥の踊り「アンナホーレ」を披露する平取アイヌ文化保存会のメンバーたち=11月30日、金武町立中央公民館

 来場者たちは、薄い竹板(弁)に付いたひもを引っ張り、弁を震動させて音を出し、これを口腔(こうくう)で共鳴させて音を出す伝統楽器ムックリ(口琴)の演奏体験に挑戦。伝統料理のユクルル(鹿肉のスープ)を試食した。

 古式舞踊では「ク・リセ(弓の舞)」や「ハラキ(湿原で遊ぶ鶴の踊り)」などを披露し、狩猟文化などを説明していた。

 保存会の貝澤耕一会長は「アイヌ文化は自然を大切にする文化。異文化ではなく、日本の文化ということを知ってほしい」と呼び掛けた。