【西表島=竹富】県立博物館・美術館の「第7回移動展in西表」が11月28~30日、西表島の中野わいわいホールで開かれた。西表島開催は約30年ぶり。体長9メートルの「サウロロフスの全身骨格」や「さわれる隕石(いんせき)」「旧石器時代の港川人の復元模型」など約280点の所蔵品や美術品、パネル資料などが展示され、大勢の人が見入っていた。

巨大な恐竜の全身骨格に見入る来場者=竹富町上原、中野わいわいホール

 小浜、黒島、鳩間、波照間、竹富の島々からも約70人の子どもたちが来場。ヤンバルクイナや珍しい両生類などの剥製コーナーでは「このカエルきれいな色だ」「この鳥見たことがある」と歓声を上げ、興味津々な顔つきでじっくりと見学していた。博物館クイズや紙芝居、民具作り体験コーナーも多くの人でにぎわった。

 来場した余語晶子さん(49)は「展示が充実していて驚いた。貴重な収蔵品を離島まで運んでいただきありがたい。身近な新城島に古墳があることも興味深かった」と目を輝かせた。(川端紀栄子通信員)