名護市辺野古の新基地建設に向けた埋め立て工事の変更申請で、仲井真弘多知事が可否判断しないよう求めて、反対市民約2200人(主催者発表)が4日、県庁を取り囲んだ。小雨が降る中、「辺野古新基地NO」などと書かれたプラカードを掲げ、埋め立て反対を意思表示。翁長雄志次期知事に判断を委ねるよう求める決議文を採択した。

県庁を包囲し「辺野古新基地NO」のメッセージを掲げる参加者=4日午後、那覇市・県民広場(田嶋正雄撮影)

 包囲行動は、県関係の野党国会議員でつくる「うりずんの会」、県議会野党5会派、沖縄平和運動センターなど4市民団体の主催。ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は、9日までの任期中に変更申請の一部を承認する構えを見せる仲井真知事に関し「私たちは絶対許さない。最後まで裏切るのか。県民の声を聞いてほしい」と訴えた。

 県議会の野党連絡会議で座長を務める仲宗根悟氏(社民・護憲)は「県民の民意は(知事選の)10万票差で示された。仲井真知事は工事中止を求めるべきだ。私たちの意思を貫こう」と呼び掛けた。照屋寛徳衆院議員(社民)、赤嶺政賢衆院議員(共産)、糸数慶子参院議員(社大)もあいさつした。

 包囲行動後、主催者の代表らが県土木建築部を訪れ、末吉幸満土木整備統括監に決議文を手渡した。