【中部】読谷村、嘉手納町、北谷町でつくる比謝川行政事務組合(管理者・石嶺傳實読谷村長)は5日、米軍嘉手納基地司令官のジェームス・ヘカー准将と、災害や事故時に救急車や消防車などの緊急車両の基地内通行を許可する協定書を締結した。

 期間は同日から5年間、満了後は署名して更新する。2003年にも協定書を締結していたが、08年に期限満了で失効していた。

 7月の台風8号で国道58号や県道74号が冠水し、緊急搬送ができない事態が生じたため、同事務組合が米軍側に協定書の締結を要求。米軍側は04年に締結した米軍嘉手納基地内外の消防が互いに協力し合う協約で代替可能としていたが、緊急時の通行ルートの確保が必要として、再び協定書を締結することとなった。

 以前の協定は嘉手納町側のゲート4から北谷町側のゲート5までをつなぐ基地内道路の通行が認められていた。新たな協定はゲート4から沖縄市側のゲート3をつなぐルートも確保したほか、事前に連絡を入れれば嘉手納町側のゲート16からの基地内進入も認められた。