【平安名純代・米国特約記者】米国防総省が4日に公表した米軍内で起きた性的暴行に関する2014会計年度(13年10月~14年9月)の年次報告書で、当事者が軍当局に被害を申告したのは前年度比で約8%増の5983件となっていることが分かった。

 14年度中の性的暴行や本人の意思に反した性的接触の推定発生件数は1万9千件で、12会計年度(11年10月~12年9月)の2万6千件から約27%減少した。

 また、無記名で実施された調査によると、被害者のうち60%以上(女性の被害者は62%)が部隊内の同僚らから無視されたり、昇進や訓練を拒否されるなど、何らかの報復を経験していたと回答していたことが分かった。