7日開催のNAHAマラソンに招待選手として初出場する川内優輝選手(27)が=埼玉県庁=が書面でインタビューに答えた。

大会記録更新への意気込みを語る招待選手の川内優輝選手=沖縄セルラースタジアム那覇

 -NAHAマラソンの印象は。

 「沿道から『おもてなしの心』を感じられる市民ランナーの祭典。暑くて、坂もきついけれど、完走した時にはそうした苦しさを乗り越えた充実感と達成感に満たされる大会という印象がある」

 -初の来県だが、暑いのは好きか。

 「正直言って苦手。しかし12月のNAHAマラソンの気温はリオ五輪で予想される18~26度に限りなく近いので、リオ五輪に向けた疑似体験ができると思う」

 -沖縄の沿道の声援は盛り上がるといわれている。

 「沿道の応援が特に素晴らしいと聞いているのでとても楽しみ。他の多くのランナーのようにハイタッチなどをする余裕はないと思うが、その分、良い走りをすることで沿道の応援に応えたい」

 -勝負どころはどこか。

 「平和祈念公園の時点で余裕がなければ記録的には厳しくなると思う。逆に余裕があれば、風向きにもよるが、良い記録で走れると思う」

 -今回沖縄で走ろうと決めた理由は。

 「NAHAマラソンは非常に評判の良い大会なので『いつか参加してみたい』という気持ちがあったが、毎年目標にしていた福岡国際マラソンと同日開催ということもあり、機会に恵まれなかった。今年はアジア大会で敗北し、前々から決めていた通り北京世界陸上の選考レースには再挑戦しないことになり、12月は防府をメーンレースとすることにした。そうした時に沖縄桜友会(学習院OB会沖縄支部)から話を頂き、防府の調整を兼ねて出場することにした」

 「マラソン日本代表が、代表で走った年に沖縄のフルマラソンを走ることは初めてだと思うので、沖縄の方々に『生の日本代表の走り』をお見せできれば、マラソン文化の根付いている沖縄に何か変化が起きるのではないかとも思っている。私自身、誰も2時間20分を切ったことがないNAHAマラソンのコースで、どのくらいのタイムで走れるのか興味もあった」

 -今後の予定と目標は。

 「全47都道府県の市民マラソン出場を目指して各地を転戦しながら、2週間後の防府読売マラソンと来年3月のソウル国際マラソンでは記録を狙っていく」