「(殿堂入り発表から一夜明け)実感が湧いてきた。昔を思い出しながらね」。国際ボクシング殿堂の2015年の殿堂入りが決まった元WBA世界ジュニアフライ級王者の具志堅用高氏が6日、那覇市で沖縄タイムスのインタビューに答え、あらためて喜びを語った。

「ボクシングをやっていて良かった」と殿堂入りを喜ぶ具志堅用高氏=那覇市内

 「昨日から祝福の電話が相次いでいる」と具志堅氏。反響の大きさに驚きつつも「我ながらすごいなと思う。ボクシングをやっていて良かった」と頬を緩めた。

 沖縄県出身者初の世界王者で現役時代は「カンムリワシ」の異名を取った。プロ9戦目での世界王座奪取は当時の国内最短記録。戴冠から6連続KO防衛、引退までの4年半で積み上げた13連続防衛は現在も破られていない日本記録だ。

 「(殿堂入りを機に)ボクシングを通して恩返しがしたい」と白井・具志堅スポーツジム会長として、後進の指導にもこれまで以上に力を入れるつもりだ。

 「世界を取れそうな沖縄の選手もいる」とし、「(11月に東洋太平洋の王座を初防衛した)本部町出身の江藤光喜選手の世界タイトルマッチを来年には実現させたい」と話した。

 7日のNAHAマラソンでゲストスターターを務める。「NAHAマラソンの仕事は初めて。ずっと出たかったのでワクワクしている。明日は楽しみ」と笑顔を見せた。