仲井真弘多知事は9日、2期8年の任期を終え、退任する。在任日数は2922日。9日午後に退任記者会見を開く予定だ。当日は知事の変更承認に抗議する多数の市民らが県庁に詰め掛けることが想定され、会見後に予定されている知事の離任式を実施するかどうかは流動的。翁長雄志新県政は、10日に発足する。

 仲井真知事は昨年12月、普天間飛行場の名護市辺野古移設に伴う海域の埋め立て工事を承認したことが県民の強い批判を招き、3選を目指した11月の知事選は約10万票差で敗れた。

 さらに、任期が残り4日に迫った5日にも埋め立て工事の変更承認に踏み切り、猛反発した市民が連日、県庁前や知事室前などに詰め掛け、抗議した。

 知事は8日の登庁時、変更承認の理由を尋ねた沖縄タイムスの取材に「(5日に発表した)ペーパー(知事コメント)の通り。あした記者会見しますから」と述べるにとどめた。