【浦添】浦添市は来年4月から、現在定額となっている市立幼稚園の保育料を保護者の所得に応じて6段階に改める案を8日、固めた。17日午後7時から市てだこ小ホールで開く一般向けの説明会までに、市のホームページで公表する。

 目安では、年収360万円までが現行通り年間6万円の負担またはそれ以下、年収360万円以上が最大で年間12万2400円に増える。入園料は廃止。新たに多子世帯の負担軽減制度を導入し、小3以下を第1子と数えた場合に第2子を半額、第3子を無料にする。ほか、現在午後6時までとなっている預かり保育を浦添、仲西、神森、浦城、当山、港川、前田の計7園で午後7時まで延ばす。

 幼稚園とのバランスを取るため保育園の保育料も見直す。保護者の所得に応じた8段階の現行制度のうち、年収330万円以下は現行通りの負担またはそれ以下、330万円以上は一部を除き値上げする。多子軽減制度は認可外保育園でも利用できるようにする。

 国は来年4月から「子ども・子育て支援新制度」を導入する。松本哲治市長は「待機児童は根本的な制度上の問題。解消できるよう幼稚園か保育園か選べる環境づくりを目指した」と話している。