在日米軍は9日、在沖4軍の構成員を対象とした勤務外行動指針「リバティー制度」の一部を見直す。基地外飲酒制限は午後6~10時まで夕食と一緒に缶ビール2本程度としていたものを、午前0~5時までの時間帯を除く飲酒を認め、酒量制限も撤廃する。軍曹以下の外出は午前1~5時まで同伴の上官がいる場合を除いて原則禁止を続ける。

 在日米軍は2012年10月に沖縄本島中部で起きた2米兵による暴行事件を受け、同年12月から全国の在日米軍に午後11時~翌日午前5時まで夜間外出禁止令を出した。制限は段階的に緩和されてきたが、今回の見直しで2年ぶりに深夜・未明以外の基地外での飲酒が大幅に認められる。

 在日米軍は先月26日に沖縄県に指針の変更を伝えたが、その後、深夜に米兵による住居侵入や酒気帯び運転の摘発が4件発生している。空軍嘉手納基地を抱える沖縄市の桑江朝千夫市長は8日、在日米軍沖縄事務所のデタタ所長(大佐)に対し、緩和の延期を求めた。