【石垣】干支(えと)の絵を添えた年賀状を描き続けて45年。石垣市白保の内原きよしさん(82)は来年、生まれ年の未年(ひつじどし)を迎えるのを「ひと区切り」として長年続けた年賀状制作を終える。これまで友人や白保の生まれ年の人に送った年賀状は約1万枚。5日に最後の年賀状約200枚を郵便局に届け、「送った人からの感謝の言葉がうれしくて続けられた」と達成感いっぱいに語った。(新崎哲史)

新聞紙に包んだ発送前の年賀状を前に「自分でもよくやったと思う」と語る内原さん=石垣市白保

 子どものころから手先が器用だった内原さん。白保の伝統芸能や観光葬祭に用いる壁絵など美術道具の制作を依頼されたのを機に、絵の世界にのめり込んだ。

 稲作とサトウキビの農作業に励む一方、試行錯誤で絵を描き、時には睡眠時間を削りながら、30代後半から年200~300枚の年賀状を描いた。