沖縄県議会(喜納昌春議長)の12月定例会が12日、開会する。翁長雄志知事が就任して初の議会で初日は午前10時から本会議があり、翁長知事が所信を表明する。執行部は副知事人事として県議の浦崎唯昭(無所属)、那覇市議会議長の安慶田光男両氏の起用を提案、12日の総務企画委員会で裁決後、15日の本会議で報告、成立する見通し。

県議会与野党勢力図

 定例会ではほか、総額71億9397万円の補正予算案など全54議案を審議。16日に代表質問、17日に一般質問を開き24日閉会する。

 翁長知事の就任で、県議会与野党勢力は前県政と与野党が逆転する。11月の県議補選による欠員補充により、議長を除く47議席のうち与党が過半数の25議席を確保するが、副知事人事案の成立後は浦崎氏が議員辞職するため最終的には24議席。

 野党は14議席にとどまる見込みで中立は8議席となる。議案採決などで中立の議員全員が野党に同調しても与党が上回る「安定多数」となっている。

 与党会派は社民・護憲(8人)、県民ネット(7人)、共産(4人)、社大(2人)の21議席に県議補選で初当選した具志堅徹氏(名護市区)、比嘉瑞己氏(那覇市区)の2人で構成する「うまんちゅの会」。吉田勝廣氏は中立会派の公明県民無所属に籍を置きながら与党として活動するため、人数は計24人となる。

 野党会派は補選で当選した花城大輔氏(沖縄市区)を加えた自民(13人)と無所属の嶺井光氏の計14人。吉田氏を除く公明県民無所属(4人)、そうぞう(3人)、無所属の新垣安弘氏の計8人が中立会派となる。

 9日に退任した仲井真弘多前知事の与野党構成は議長と欠員3議席を除く44議席のうち与党20議席、野党21議席、中立3議席の少数与党だった。