第47回衆院総選挙は14日投開票され、沖縄2区で社民前職の照屋寛徳氏(69)の5期目の当選が確実となった。1996年に小選挙区制度が導入されて以降、県内で5期連続で選挙区を制したのは照屋氏が初めてとなる。

 沖縄2区は前回2012年に続き、照屋氏と自民前職の宮崎政久氏(49)=公明推薦=の一騎打ちの戦いとなっていた。

 照屋氏は主要争点の一つとなった米軍普天間飛行場返還問題で、名護市辺野古移設反対の立場を主張。11月16日の知事選で辺野古反対の翁長雄志新知事を誕生させた「建白書」勢力の枠組みを生かし、従来の革新支持層に加え、保守支持層からも一定の支持を集めて当選を果たした。

 安倍晋三首相が解散の理由の一つとする消費税10%の先送りをめぐっては、増税自体に反対の立場を主張していた。

 照屋寛徳(てるや・かんとく) 1945年7月生まれ。うるま市(旧具志川市)出身。68年琉球大学法文学部卒。72年弁護士登録。県議2期、参院議員1期を経て2003年に衆院議員初当選(4期)。03~05年社民党副党首、10年~党国会対策委員長。