第47回衆院総選挙は14日投開票され、沖縄4区は無所属新人の仲里利信氏(77)の初当選が確実となった。政党選挙の衆院選で無所属候補として厳しい戦いに挑み、県政交代を実現した保革、政党を超えた知事選の枠組みで勝利をつかんだ。

 沖縄4区は仲里氏と自民前職の西銘恒三郎氏(60)=公明推薦=の一騎打ちとなった。仲里氏は昨年まで西銘氏の後援会長を務めていたが、西銘氏が米軍普天間飛行場の名護市辺野古を容認する立場に転じたため会長を辞職。元後援会長の仲里氏と、前自民党県連会長の西銘氏の組み合わせは今選挙の注目選挙区の一つとなっていた。

 仲里氏は出馬にあたり、急きょ後援会を立ち上げ、選対本部は翁長雄志新知事を誕生させた「建白書」勢力が政党を超えて構成。翁長知事も精力的に応援に入りテコ入れを図った。

 仲里利信(なかざと・としのぶ) 1937年3月生まれ。南風原町出身。60年琉球大学文理学部卒。会社代表などを経て92年に県議選で初当選、4期16年務めた。2006~08年まで議長を務めた。現在「建白書の実現を求める島ぐるみ会議」共同代表。