第47回衆院総選挙は14日投開票され、沖縄1区で共産前職の赤嶺政賢氏(66)の当選が確実となった。1996年に小選挙区制度が導入されて以降、県内で共産公認の候補が選挙区で議席を獲得するのは初めて。全国では2例目となる。

バンザイする赤嶺氏ら

インタビューに答える赤嶺氏

バンザイする赤嶺氏ら インタビューに答える赤嶺氏

 沖縄1区は赤嶺氏と自民前職の国場幸之助氏(41)=公明推薦、維新元職の下地幹郎氏(53)の三つどもえの激戦となった。

 赤嶺氏は主要争点の1つとなった米軍普天間飛行場返還問題で、名護市辺野古移設反対の立場を主張。11月16日の知事選で辺野古反対の翁長雄志新知事を誕生させた「建白書」勢力の枠組みを生かし、従来の革新支持層に加え、経済界や保守支持層からも一定の支持を集めて九州比例代表区を含めて6期目の当選を果たした。

 全国的な争点となった消費税増税の先送りについては「消費税10%増税の先送り実施ではなく、キッパリ中止を」と訴えた。

 赤嶺政賢(あかみね・せいけん) 1947年12月生まれ。那覇市出身。71年東京教育大学卒。県立高校教諭などを経て、85年那覇市議に初当選、3期12年務めた。2000年衆院議員に初当選し、5期務める。1994年~現在、日本共産党県委員会委員長。