【福田惠子通信員】ロサンゼルス郊外ガーデナ市の北米沖縄県人会の敷地内で、このほど秋のバザーが盛大に開催された。当日は朝11時の開場前から大勢の人々が詰めかけ、ステージ前の観客席を陣取った。開会のあいさつに立った国吉信義会長は「バザーは1年で最大の寄付金集めのイベント。運営するために多くの人々がボランティアとして尽力してくれていることに感謝したい」と述べた。

オープニングアクトを務めたプレホダさん(左)と赤嶺さん=北米沖縄県人会の敷地内

 バザーの最大の目玉、琉球伝統技能のオープニングアクトを務めたのは、照屋箏曲のプレホダ富雄さん(17)と赤嶺多美子さん(15)の高校生コンビ。「船頭節」など4曲を演奏した。父親はハワイ系アメリカ人、母親は日系だというプレホダさんは「ハワイの文化に相通じるものを感じる沖縄の文化にひかれ、3年前に箏を習い始めた。

 同じ時期に始めた多美子さんと一緒に腕を磨き、来年は本場沖縄でコンクールに出場することが決まっている。今からとても楽しみだ」と話してくれた。

 続いて、宮城流能松会の子どもたちの踊りや空手、フラダンス、近くの公立小学校「エルマリノスクール」の子どもたちによるエイサーと多様なプログラムが披露された。

 会場にはサーターアンダギーや、タコライス、ラフテー丼、ソーキソバなど、県人会員手作りの沖縄料理がチケット制で販売され、訪れた人の長い行列ができた。