衆院選の沖縄選挙区で落選した自民党の前職4人と維新の党の元職1人が比例で復活したことに、翁長雄志知事は15日午前、「大きな輪を拡大する素地ができた」と話した。記者団の質問に答えた。

衆院選の結果について記者団の質問に答える翁長雄志知事(右端)=15日午前8時50分ごろ、那覇市泉崎の県庁

 翁長氏は反対を掲げる米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設に関し、「公明はぶれていない。自民ももともと県外、国外で現実的な対応として普天間の危険性除去を訴えている。維新の下地幹郎さんも『民意は辺野古を造らせない』と言った。少し輪が広がった」とオール沖縄の結集を呼び掛けた。

 選挙区で、新基地建設反対の4人が当選したことには「辺野古に基地を造らせないという民意がしっかりと大きな力になった」とあらためて強調。「安倍総理は私たちに耳を傾けると発言した。民意に留意できなければ、日本はアジアでも世界でもリーダーになることはあり得ない。基地問題を解決して、風格ある日本をつくってもらいたい」と語った。