【南城】9千年前より古い地層から、埋葬された可能性のある人骨が見つかったサキタリ洞遺跡の発掘調査見学会が13、14の両日、市玉城前川の観光施設「ガンガラーの谷」内の同所で始まった=写真。県民の関心も高く、臨時の見学会を設けるなど約870人が来場。保存状態のよい人骨から、近い将来、顔が復元される可能性などが伝えられた。

 発掘成果を県民に伝えようと、県立博物館・美術館が企画。見学者は身を乗り出して聞き、土中の骨にカメラを向けた。

 豊見城市から家族で訪れた新嘉喜久子さん(53)、海華さん(27)、恵海さん(24)は「死者に対する畏敬の心が、沖縄の人には昔からあるんだなと思った。骨がきれいな状態で見つかっていて、すごい」と話した。