フィギュアスケートのグランプリファイナルで日本男子初の連覇を果たしたソチ冬季五輪金メダリストの羽生結弦選手(20)から、県内で同じ競技に励む子どもたちへ、直筆のクリスマスカードが届いた。「沖縄のみなさまもスケートを楽しんで下さいね!!」というエールとサインが記され、読んだ子たちは喜び、上達への意欲を燃やしている。(新里健)

羽生選手から届いたクリスマスカードのコピーが飾られたツリー。県内でフィギュアスケートに励む子どもたちは喜んでいる=13日、南風原町・スポーツワールドサザンヒル

 羽生選手が11月、中国・上海の国際大会で練習中に負傷した直後、母親と旧知だった那覇市の花城順子さん(46)がお見舞いのメールを送った。羽生選手は返事に代えて、沖縄でフィギュアに打ち込む子どもたちへ向けてカードを書き、12月上旬に花城さん宅に届いた。

 子どもたちが練習する南風原町の「スポーツワールドサザンヒル」では、リンク近くのクリスマスツリーにカードのコピーが飾ってある。原本も施設内に展示できないか検討中。

 大先輩からのメッセージを見た宜野湾市の小学2年、今井李(すもも)さん(7)は「もっと頑張ってジャンプがうまくなりたい」。浦添市の小学3年、中平凪季咲(なぎさ)さん(9)は「転んでもすぐ立ち上がって滑る羽生さんはすごい。追い付けるように、たくさん練習したい」と笑顔で話した。