沖縄県農林水産部は19日、南城市内の養豚農場で豚流行性下痢(PED)の疑いがある母豚15頭が確認されたと発表した。死亡した豚はいない。PEDと診断されれば県内での発生は約10カ月ぶり。県は農場入り口での消毒や早期の通報、衛生管理の徹底を呼び掛けている。

 18日、獣医師から中央家畜保健衛生所に母豚に下痢や嘔吐(おうと)の症状が出ていると通報があった。衛生所が農場に立ち入り検査し、遺伝子検査で陽性が確認されたが、確定する別の検査を実施している。

 発生原因は現在調査中。豚の移動自粛や畜舎の消毒などでウイルスのまん延防止措置を取っている。県畜産課によると、近隣農場や取引業者などでの発生は確認されていない。