旧・沖縄三越の再生計画を手掛けるリウボウ商事(糸数剛一社長)は23日、百貨店跡で来年3月、新たな観光エンターテインメント施設「おきなわワクワクランド(仮称)」を開業すると発表した。「いつでも、だれにでも楽しい、どこを切ってもエンターテインメントな商業施設」をコンセプトに、吉本興業の沖縄初となる常設劇場やお化け屋敷を中心に、沖縄初進出や限定品を取り扱う物販・飲食業を導入する。

 施設の中核となるのは、吉本興業が運営する常設劇場「よしもと沖縄花月」と「新感覚娯楽施設お化け屋敷」。吉本興業によると、劇場は約200席の規模で、沖縄のオリジナル喜劇や有名芸人の寄席のほか、有名芸人と沖縄の芸人とのコラボレーション企画も検討している。お化け屋敷は、デパートをモチーフにした仕掛けで演出するという。

 森永製菓の参加体験型アンテナショップ「森永のおかしなおかし屋さん」や、せんべい焼きが体験できる栗山米菓の「ばかうけサーカス」のほか、子どもや外国人観光客に人気の「ポケモンストア」などが出店する。

 物販では、沖縄のお菓子や離島を含めた地元のこだわりの食材、県内各地の泡盛などをそろえる。また、忠孝酒造(豊見城市)がさまざまな原酒を組み合わせて自分だけのオリジナル泡盛がつくれる「忠孝・マイブレンドコーナー」を開設する。

 飲食業では、バーベキューレストラン「サントリー・ザ・プレミアムモルツ・オーシャングリル」が入り、全国各地の提携漁港から直送される新鮮な食材を使ったメニューを販売。

 石垣島ラー油で知られる石垣市の辺銀食堂が新業態で手掛けるデリカイートイン「ペンギン食堂」ではこだわりのオーガニック食材や県産食材を世界の料理レシピで提供する。

 たこやきの「築地銀だこ」の出店もある。糸数社長は「観光客だけでなく、地元の子ども連れの家族が週末集まれる場所にしたい」と話した。 

 新施設は2017年6月までの期間限定事業。その後は、施設を取り壊して新たな商業施設として開発する計画。