三線奏者のよなは徹さんと、三味線奏者の高橋竹童さんが共演した「響き合う魂 三線の想い」が23日、那覇市のタイムスホールであった。集まった人たちは「かぎやで風節」「仲村渠節」などの琉球古典音楽と、津軽三味線による「津軽じょんがら節」「秋田荷方節」などの聴き比べを楽しんだ。

よなは徹さん(左)の三線と高橋竹童さんの津軽三味線でフィナーレの「唐船ドーイ」を盛り上げた=23日、タイムスホール

 県内で聴く機会が少ない津軽三味線の高く響く音色や早弾きに、観客は興味津々の様子。とりわけ、早弾きのバチさばきには拍手が湧き起こった。

 また、古典二才踊「上り口説」の歌詞の合間に高橋さんが津軽三味線を奏でると、「やっぱり違うね」と三線との違いを確認する場面もあった。

 嘉手納町から訪れた真喜屋清さんは「技術の高さに感動した。2人とも名人芸」、妻の博子さんは「津軽三味線は歌がないけど、目を閉じると風景が浮かんできた」と満足していた。