那覇市保健所は24日、エボラ出血熱の疑いがある症状の患者が発生したと想定して訓練した。西アフリカのシエラレオネから帰国した20代女性が発熱したとの報告でスタート。保健所内に対策本部を立ち上げ、患者の自宅と設定した市保健センターから第1種感染症指定医療機関である県立南部医療センター・こども医療センターへの移送や連絡などを確認した。

エボラ出血熱の疑いのある患者の発生を想定した訓練で、患者役を車に乗せる那覇市保健所の医師=24日正午ごろ、那覇市金城・市保健センター

 南部保健所が実施主体となり、県内もう一つの指定医療機関である琉球大学医学部付属病院への搬送訓練は15日に行われたが、県警が加わる訓練は初めて。保健所車両の先導や検体搬送でパトカーが出動した。

 保健所と医療センター、県警から合計で約60人が参加。発熱の報告から検体搬送まで一連の流れを約5時間かけて行った。