安倍晋三氏が328票を得て首相に選出された24日の首相指名選挙で、無所属新人の仲里利信氏に1票が入った。名前が読み上げられると議場はざわつき「仲里って誰だ?」との声も漏れた。

仲里利信氏

 仲里氏を指名したのは、仲里氏本人。首相指名に先立ち行われた正副議長の選出選挙でも、各会派が事前協議の合意に従い町村信孝氏(自民)、川端達夫氏(民主)に投じる中、白票を入れた。

 「今は自分以外信用できる人がいない」。こう理由を話す仲里氏。「首相も正副議長も辺野古容認派。彼らを推せるはずがない」ときっぱり。「新人だからなせる技」とはにかみながら、「ルールや慣例には流されない」と新人らしからぬ肝の据わった船出となった。(東京)