文化庁は25日、優れた芸術活動を表彰する2014年度(第69回)芸術祭賞を発表し、舞踊部門の関東参加公演の部大賞に横浜能楽堂の企画公演「琉球舞踊 古典女七踊」を選んだ。企画・制作した同能楽堂に賞が贈られる。同能楽堂によると琉球芸能の大賞受賞は初めて。

第69回文化庁芸術祭賞で大賞を受賞した「琉球舞踊 古典女七踊」の出演者ら=11月1日、横浜能楽堂(大城洋平さん撮影)

 公演は11月1日に行われ、重要無形文化財「琉球舞踊」保持者の舞踊家7人が「古典女七踊」を披露した。横浜能楽堂の中村雅之館長は「戦後の琉球舞踊の歴史を体現する人たちによって琉舞の真価を問いたかった」。幕開けの「作田」を踊った真踊流代表の宮城幸子さん(81)も「緊張した舞台だった。七踊が評価されたことに感謝です」と喜んだ。

 横浜能楽堂では、横浜市鶴見区を中心に沖縄ゆかりの人が多い地域特性に着目し、沖縄の古典芸能公演を毎年開催している。表彰式は来年2月9日、都内で行われる。