沖縄総合事務局は25日、沖縄へ寄港するクルーズ船が2015年は186回に上り過去最多となる見通しを発表した。14年実績の162回より24回多い。欧米や地中海を中心に周遊していたクルーズ船社が大型船の航路をアジア方面にも延ばし、沖縄に立ち寄る計画が増えた。南大東島初の寄港も予定している。那覇港には前年比19回増の99回、石垣港は8回増の81回で、それぞれの港の年間寄港数も最多記録を更新する見込み。

沖縄県内のクルーズ船寄航回数の推移

 那覇や石垣島、宮古、本部、与那国、西表、南大東、座間味8港への寄港予定を集計した。

 中国を中心に、アジアのクルーズ市場が拡大する中、欧州で運航していた大型船の航路をアジア方面にも拡大している。11月にはアジアに寄港するクルーズ船最大のクァンタム・オブ・ザ・シーズ(香港、16万トン)が那覇港に初寄港するほか、イギリス船社のスワン・ヘレニック社やフレッド・オルセン・クルーズ・ライン社なども初寄港する。