沖縄都市モノレール(仲吉良次社長)の浦添延長に伴う新たな駅の名称や車内メロディーなどを考える検討委員会(委員長・下地芳郎琉球大学教授)は26日、第3回会合を開き、4つの駅名を「石嶺」「経塚」「浦添前田」「てだこ浦西」とすることを正式決定した。今後、周知を図りながら施設建設に反映させる。

 各駅の車内メロディーは石嶺が「ちょんちょんキジムナー」、経塚が「はべら節」、浦添前田が「めでたい節」、てだこ浦西が「ヒヤミカチ節」。基調色は石嶺が赤、残り3駅は紫。柄は石嶺「首里花織」、経塚「うらそえ織り」、浦添前田「浦添型」、浦西「知花花織」を採用。アートガラスも伝統行事や地域特性を考慮し、旗頭やエイサー、組踊などのモチーフを選んだ。具体的なデザインは専門家の意見を聞きながら、詳細を決めていく。

 委員会は学識経験者や行政、新設駅周辺住民ら10人で構成。浦添市の3駅の名称をめぐっては、市側が施設や史跡名を盛り込んだ新候補を提案したが、既存駅との整合性や地域の発展性、字数、住民説明会での反応、公募結果などを踏まえて選定した。

 浦添延長事業は首里駅から沖縄自動車道の西原入り口までの4駅(4・1キロ)を新設。昨年11月に着工し、2019年春の全線一斉開業を目指している。仲吉社長は「新駅名は県民の関心も高く、難しい審議だったが、無事、選定することができた。駅舎建設や沿線のまちづくりなど、機運を盛り上げていきたい」と抱負を述べた。