年の瀬を迎えた30日、県内の市場や大型スーパーは正月用の食材や飾り物、年越しそばを買い求める主婦や家族連れでにぎわった。那覇市松尾の牧志公設市場では、午前中から、正月料理に欠かせない豚肉やかまぼこなどを購入する客でごった返した。那覇市の有料老人ホームで暮らす女性(95)は正装して、付き添いの職員となじみの精肉店に足を運んだ。

正月料理の食材を買い求める客でにぎわう公設市場=30日午前、那覇市松尾(金城健太撮影)

 「先々代から60年以上、年末はいつもここに買いに来ています」。年を重ねても元気な姿を見せたいと、昨年は歩行器で、ことしは車いすで訪れた。親類やホーム職員に贈るためのラフテーやソーキ、油みそをじっくりと品定めしていた。