【名護】米軍普天間飛行場の返還に伴う新基地建設予定地とされる名護市辺野古の浜で1日早朝、稲嶺進市長や市民ら約200人が、新年を祝うセレモニーを行った。人々は、辺野古の海に向かって初日の出を拝みながら「基地のない沖縄」を祈願。稲嶺市長は「昨年花開いたみんなの思いが実を結ぶ年にしたい。辺野古の問題を終結させたい」と語り、埋め立てに反対していく決意を新たにしていた。

辺野古の浜で新年のあいさつをする稲嶺名護市長=1日午前7時39分、名護市

 市民らはまだ薄暗い午前6時ごろから浜に集まり、辺りが明るくなった7時過ぎ、みんなそろって辺野古の海に向かって手を合わせた。曇り空で太陽が水平線から顔を出す姿は見られなかったが、県内各地から集まった有志による三線演奏や、かぎやで風も奉納され、辺野古移設に断固反対し、いい1年になることを祈った。

 辺野古漁港近くのテントで年越しした沖縄平和運動センターの山城博治議長は「去年は苦しかったが、何とかいい年越しができた。厳しい状況の中にも一筋の光明を見いだし、明るい1年にしたい」と抱負を語った。