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「沖縄県民で勝ち取った優勝です!」 2010年甲子園春夏連覇、沖縄中を熱狂させた興南ナインはいま…

2015年1月4日 11:40

 興南高校の甲子園春夏連覇から4年余。沖縄中を熱狂させた選手たちは2015年、新たな進路を切り開く。当時の主将、我如古盛次選手(22)=立教大=は東京ガス、右翼手の銘苅圭介選手(22)=名桜大=はエナジックに内定し、社会人野球で頂点を目指す。夏の記録員を務めた大湾圭人選手(23)=中央大=は琉球放送に内定し、報道する側へと変わる。今後の意気込みや春夏連覇の思い出、ソフトバンク入りが決まった島袋洋奨投手(22)=中央大=への思いを3人に聞いた。(聞き手=運動部・大門雅子)

甲子園春夏連覇を果たし、笑顔でアルプス席に向かって駆け出す興南ナイン=2010年8月21日、甲子園球場

我如古盛次さん

銘苅圭介さん

大湾圭人さん

甲子園春夏連覇を果たし、笑顔でアルプス席に向かって駆け出す興南ナイン=2010年8月21日、甲子園球場 我如古盛次さん 銘苅圭介さん 大湾圭人さん

 -大学卒業後の進路について教えてほしい。

 我如古「社会人の東京ガスで野球を続ける。一つ上のレベルで続けたい思いがあった。東京で行けるところまで勝負したい。2年間でプロ入りを目指す。(期限を区切るのは)そういう強い思いがないとやっていけない。チームが苦しいときに点を取ったりと、チームが求めているものに応えられる選手になりたい」

 大湾「高校時代、テレビの取材を受けることが多かった。何の仕事をしようかと考えたとき、放送局ならスポーツ選手や芸能人に会って、毎日違う刺激をもらえて楽しいかなと思った。沖縄のテレビなら県内のいろんな現場から発信できる。毎日スーツでなくていいのも引かれました(笑)」

 -高校野球を取材してみたい?

 大湾「どちらかと言うと最初はしたくない。まだ距離が近すぎると思う。逆に政治とか知らない分野も多いので、まずは一から勉強です」

 銘苅「地元名護の社会人野球のエナジックで野球を続ける。就職活動でいろいろ考えたけど、やはり野球しかなかった。大学では明治神宮大会に出ることができなかった。(全国で)勝てるチームになるために何ができるか考えたい。試合では打てなくても状況に対応できる選手になりたい。まずは試合に出るのが目標」

■大学で主将輩出

 -大学では我如古選手が野球部主将、銘苅、大湾選手が副主将。興南の春夏連覇メンバーで主将や副主将を任された選手も多い。礼儀やあいさつなど、興南野球で培ったものが大きい。

 我如古「島袋と安慶名舜(法政大)は主将、伊禮伸也(関東学院大)と慶田城開(中央大)は副、眞榮平大輝は明治大の寮長になった。六大学の寮長は人間がしっかりしていないと選ばれない。高校のとき、我喜屋優監督が『目配り、気配りが大事』とずっと言っていた。そこが自然に出せるのではないか。大学に入って他の高校とは(生活面で)ちょっとした差があるなと感じた」

 -高校時代は早朝の散歩や1分間スピーチ、ごみ拾いが話題になった。

 大湾「ごみがあったら拾うことが、中学生のころは恥ずかしさもあってできない。高校で最初は強制でやっていても、周りからきれいになったと言われて、ごみを拾うのが当たり前になった。練習前に選手たちから掃除していいかと、監督に申し出ることもあった」

 銘苅「とにかくたくさん拾って『ごみ袋に入りません』と監督にアピールしていた(笑)」

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